価値と値段のバランス

ブランド品も色々ありますが、本物と、違法であっても偽のコピー商品があります。ルイヴィトンを好んで使っている人は、単純にバッグや財布などを機能として買っていません。材質がビニールであっても革であっても、本物は本物であり、偽物はいつまでたっても偽物です。偽物を使っている人は、必ず偽物であるという意識はあるはずですし、本物を使っている人の価値の空間と満足は得ることが出来ません。

単純に機能だけを求めるのであれば、1,000円の時計で十分役を果たすわけで、表現は適切でないとは思いますが、物を入れて運ぶというだけであれば、スーパーで買い物をして入れてくれる袋で十分なわけです。必ず自分の好みやファッションなど、機能だけでは説明できない価値を持っており、必要としているのです。それがその人にとっての豊かさであり、なければならないものなのです。


食品についても同じです。有機野菜や、添加物の少ないものを選んで食べている人は、単純に目先のものにこだわっているのではありません。その人の生活のテーマが「健康」であるわけですから、基本的に全てのものが健康に関係しているものを選んでいると思います。農薬や添加物の入っていないものだけで生活することは、非常に難しいだけでなく、コストもかかってきます。添加物は、取らなければ取らないほうが良いものです。しかし絶対に入っていてはいけないわけではありません。認可されているものは、その時点では毒ではないのですから。

これもトータルとしての価値観から来るライフスタイルになります。全ての価値は、その人自信が、その人自信の経験と知識で決めているものです。

アレルギーを持っている人たちにとっては、体に合わないものを食べることは死活問題です。選ばなければならない。それはコストよりもはるかに大切なことになります。

価値と値段は、バランスしていなければなりません。出来るだけ安いものは欲しいのですが、人によってその価値バランスの幅は大きくちがいます。


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