現代の価値 物から付加価値へ 何に金を払うか 優しさ


時が経ち、時代のニーズは大きく変化してきました。物が無い時代には、量的なものが要求され、物で満たされるようになると、生活のレベルも上がり、物に対しての質の要求も高くなってきました。

物理的に表現できるものは比較も出来、今まで無かった技術や使い勝手も認識できます。そしてどんどん進化を続けています。私たちの潜在意識の中では、うまく口で説明できないが、求めている質が、心のレベルで評価するものが増えていると思います。潜在意識ですから、自然に判断していて、それが比較対象になっているとは思っていない人が多いと思います。

心の満足というのは、表現するのは難しいものです。全ての人の価値観、ライフスタイルがちがっているのですから。また明確に口に出して言ってくれるものでもありません。親しくなれば、もちろんその人がうれしかったことは伝えてくれます。やはり具体的に評価をされないと、自分のやってきたことが良かったか、正しかったかわからないので不安になる時もあるのではないかとも思います。

信念を強く持ち、自分のポリシーとしてあるべき姿、状態を思い描いてやり続けることが、お客様が理解して支持してくれる原点です。人としてどうありたいか、自分だったらこうしてもらいたいという想いが、商売の原点であり、基本の姿勢から品揃えも決まってきます。

一品一品の品揃えには、基本コンセプトとしての繋がりがあり、バランスをしてきます。そこからは、単純に商品の積み重ねだけではなく、全体としての想いを一つのものとして感じ取れるはずです。またそこには、さらに付加価値として、お客様に対しての優しさが備わっているはずです。人を思う気持ちには、必ず優しさが存在します。この深さ、度合いが、利用されるお客様の感性であり、求めている質としてシンクロするのです。


このように、今の時代の価値は多様であり、奥の深いものであると思います。単純に、目に見えるものだけで決定されるレベルのものではなくなっていることを、意識することが必要なのです。


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