誰を相手に商売しているのか

常に大切なことは、自分がなぜこの商売をしているかを忘れないことです。なぜこの仕事をしているかを追求していくと、最終的には、お客様に行き着きます。このお客様に喜んでもらうことが商売の目的、結果になります。利益や収入は、その結果としてのものであると感じるでしょう。それでは実態はどうなっているでしょう。

競合が存在することは、ある意味活性化され、お互いに進化していきます。人は細かいことによく気がつきます。人のやることは気になるものです。商売でも同じで、気がついてみると、競合店のやっていることばかり気になり、相手がやっているのだから、自分も同じことをやらないと負けているような錯覚に陥りやすいものです。競合のやっていることは、本当に正しいのでしょうか。支持されているのでしょうか。展開されている現象は、すぐにどんなものかは理解できますが、意外に結果は気にされていないことが多いのではないでしょうか。大切なのは結果なのです。

私は基本的に、展開されている手法よりも、それを利用しているお客様の反応を見るようにしています。ただ真似をするのであれば簡単ですが、やればいいというものではありません。自分だったら、それをどうおもうかという判断をすることも大切です。良いか悪いかの判断、価値があるかないかの判断、自分の価値観、理解度によって、どこまで出来るか、やるかやらないかは決まります。いくらやっても、価値のないもの、結果につながらないことは、自己満足にしか過ぎません。人に喜んでもらえることをするのは、やりがいと、次への希望につながります。

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販売革新
2007年10月号

「モノ」ブランドから
「ヒト」ブランドをつくる
加藤夕紀子先生
(M&C研究所所長)との
特別対談

販売革新
2008年3月号

小売業を志す皆さんへ
一人一人のわが店の
お客さまの「満足」を
追求しよう

月刊マーチャンダイジング
2010年9月号

間違いだらけのポイント
戦略から抜け出す
10の心得

月刊マーチャンダイジング
2011年11月号

元食品スーパー社長が
提案!
SM、CVSに負けない
Dg.S「フード」は
こうつくる