どこに可能性があるか

市場の位置づけをデータで把握し、現状展開している商売の質を、お客様の声などを基にまとめてみると、現実の姿として周りから何屋と思われているかが見えてきます。自分でやっている商売は、自動販売機ではありません。ニーズの変化に気づき、それに合わせて進化していかなければ、そこに存在する価値がありません。

ただものを売るとか、小売業という認識をしていると、考え方はその分野における手法くらいしか浮かんできません。そんな箇条書きで説明できるようなものを、人は求めているのでしょうか。人は価値を、理論だけで納得するものではありません。機械の構造が優れているから、自分にとってすばらしいものであるとは思わないでしょう。お客様が自分に求めているのは、存在価値を認めてくれるのは、お客様への思いがなければなりません。

物を売っているという分類の発想から、時間、空間などを含めた、テーマを提供するという発想に変えると、そこに何が見えてくるでしょう。食品を売っているのであれば、「食」を提供する。飲食業であれば、食べるものとか美味しさから、食事の空間としての満足を提供する。なぜそこへ食事に来たのか、人によって目的も同伴者もちがい、時間と空間を求めている内容は様々です。

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販売革新
2007年10月号

「モノ」ブランドから
「ヒト」ブランドをつくる
加藤夕紀子先生
(M&C研究所所長)との
特別対談

販売革新
2008年3月号

小売業を志す皆さんへ
一人一人のわが店の
お客さまの「満足」を
追求しよう

月刊マーチャンダイジング
2010年9月号

間違いだらけのポイント
戦略から抜け出す
10の心得

月刊マーチャンダイジング
2011年11月号

元食品スーパー社長が
提案!
SM、CVSに負けない
Dg.S「フード」は
こうつくる